今日は宮古を離れて少し南下して、現在の被災地の様子を視察いたしました。
まずはお隣の山田町の中心にある、陸中山田駅です。
こちらは在りし日の駅前です。ロータリーに立つ大きな木が印象的です。
震災当日、火災が発生して駅は全焼してしまいました。
下の写真が現在の陸中山田駅があったところですが、すべてが撤去され、手前のロータリー跡だけが残っています。
こちらはその全焼してしまった、震災直後の陸中山田駅の構内です。
現在、陸中山田駅にはプラットホームだけが残っています。
現在の山田町立船越小学校跡です。
被災してから今年の年明けまでは校舎が残っていましたが、現在は、校門も含めて全て撤去されて何も残っていません。
現在の山田町のある場所です。震災から1年半が経ちますが、場所によっては未だ瓦礫の処理があまり進んでいないことがうかがえます。
こちらは在りし日の大槌町役場です。
そして現在の大槌町役場です。時計を見ると昨年3月11日に津波が到来した時刻で止まったままです。
こちらも現在の大槌の中心地ですが、2階部分まで被災したビルが当時のままになっています。
こちらは現在もそのままになっている、釜石市内よりやや南にある唐丹(とうに)というところにある防波堤です。
防波堤が津波によりズタズタになっています。
釜石市両石近くの学校です。
帰る途中に山道で野生の鹿の親子に出会いました。
親鹿はさっさと逃げていきましたが、子鹿は興味津々で我々の様子をずっと伺っていました。
本日の視察を終えた後だけに、何だかほっとする出会いでした。
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