アメリカのシアトルYMCAの仲間14名が、宮古ボランティアセンターに来てくれました。
先週末に来日してから、途中で仙台でのボランティア作業の後、15日の夕方に宮古に到着して、20日まで滞在します。
今回で4回目の訪問となりますが、中には数名リピーターも含まれていて、宮古の人々との再会を喜ぶ姿が見られました。
昨年と比べて全体的にボランティアの方の数自体が減ってきている中、海外から継続してバックアップしていただいていると思うととても心強いです。
まずは、震災DVDを見てから、ボランティアの心得と共同生活をするうえでのオリエンテーションを行いました。とても大切です。
毎朝恒例になっている交通整理とあいさつ運動に参加していただきました。
海外からのボランティアの人たちに、子どもたちもちょっとテンションが高めで、
「オハヨウゴザイマス! イッテイラッシャイ!」とあいさつされると、横断歩道を渡る子どもたちはとても嬉しそうにハイタッチを交わしていました。
交通量の多い通学路、交差点に今週の金曜日まで立ちます。
午前は主に外壁はがしの作業です。震災で津波が来て、海水に浸かってからそのままになっている箇所がまだあります。向かって右が大工のクリスさん。こういった作業はお手のもの。くぎ抜きを金づちを使って丁寧に壁の釘を一本一本抜いていきます。
クリスさんの先導で、みんなで外壁はがしにとりかかりました。
2階とのジョイント部分と電話線を傷つけないように、釘を抜いたあと、上部から一枚ずつ外壁をはがしていきます。
とても慣れた手つきで、壁の内側も傷をつけないように作業をします。ご主人とまわりで見ている人たちもその作業内容にびっくりです。
そして、あっという間に外壁はがしは終了いたしました。
外壁はがしの後は、1階上部まで溜まっているヘドロをほうきで取り除いていきます。
ほこりっぽいので、マスクをしての作業となります。
1階部分の特に下の方には相当なヘドロが溜まっていました。ほうきで全て丁寧にとり除いて作業は終了です。
メンバー全員で記念撮影です。
午後からは、震災後そのままになっていた愛宕地区の側溝そうじをしました。
通りに面した側溝のヘドロとりはほぼ終了しているのですが、
住居と奥のほうの側溝にいまだにヘドロが残っている箇所があるようです。
明日は、教会の片づけ、敷地内の掃除、午後からは仮設訪問を予定しています。
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