2013年3月13日水曜日

3月11日(月) 二中仮設住宅 お茶の会

東日本大震災から丸2年が経ちました。
この日の午後には、宮古市民総合体育館(シーアリーナ)では、合同慰霊祭が行われました。
しかし、二中仮設住宅で様子を伺ったところ、様々な理由で慰霊祭には出席されない方・できない方がたくさんいらっしゃいました。
YMCAとして地域に何かお役にたてることがないかと、副会長さんや支援員さんとも相談したところ、皆でお話をしながら楽しい時間を過ごしましょうということで、今回のお茶の会が実現しました。「確かに2年前の出来事は被災された方にとっては忘れられないことですが、前を向いて進んでいくことが大切ですから・・・。」と開催について皆さん賛成して下さいました。

そして、お茶の会当日はいつもと同じように、たくさんの方が集会場に集まって来られました。
お茶の会が始まると、宮古市の防災行政無線による呼びかけに合わせて、地震発生時刻の午後2時46分に全員で黙祷の時間を持ちました。










二中仮設住宅にはカラオケが好きな人が大勢います。今やカラオケはここでの必須アイテムです。








今日は特にプログラムの内容を決めずに、時間の許す限り、みなさんのお好きなように時間を過ごしていただきました。


















最後は東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」を皆さんで合唱しました。

















東日本大震災から2年。これまでの時間の経過は早かったというべきか長かったというべきか。
ここまでは猛スピードで町が復旧し、確実に復興の道を歩んでいます。しかし一歩郊外に出ると未だに手つかずの場所があります。
今日のお茶の会でも皆さんとても明るく楽しそうに振舞っていましたが、家の中では今も変わらず悲しみに暮れる毎日を過ごす人もいます。夜になると今でも怖くて眠れないといった声も聞きます。
この先、自分たちの生活がどうなるのか、皆さんとても不安に思っています。
これからも寄り添い続け、皆が何不自由なく生活することが出来るまで支援を続けていくことが、YMCAの使命であると考えています。

 

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