2012年4月27日金曜日

4月21日(土)の活動のご報告

新年度第1回目の炊き出しとお振舞いは、「富士宮焼きそば食べよう会」と題し、細長い宮古湾の奥の方にある、 津軽石地区の荷竹(にちく)仮設住宅と藤畑仮設住宅にて行いました。2月ごろから炊き出しのリクエストをいただいていたのですが、ようやく実施することができました。
まずは、炊き出しのメイン会場となる荷竹仮設住宅で、個別訪問をして焼きそば食べよう会へのお誘いをいたしました。事前にポスター掲示や戸別に訪問して、既にご案内済みではありますが、当日も再度の声掛けとお誘いを一軒ずつ丁寧に行っていきました。
いよいよ調理開始です。富士宮焼きそばはもちもちした麺とだし粉がポイントです。事前に仕込んでおいたキャベツやネギなどの野菜と豚バラ肉を入れて、250人前もの焼きそばを交代しながら休むことなく焼いていきます。ゆげまで美味しそうです!
この日は一日爽やかな天気に恵まれ、時間になると徐々に皆さんが家から出てきました。紙皿に盛られた焼きそばを美味しそうに召し上がっています。留学生ボランティアも入り、出身国についての質問や、文化の違いなどについて、お話は大いに盛り上がりました。
こちらは荷竹仮設住宅の集会室。おいしいものを食べると話が弾みます。焼きそばはとっても好評だったようで、おかわりを3回する人もいらっしゃいました。
ボランティアの皆さんも地域に入り、楽しいひと時を過ごしました。会話が盛り上がると時間が経つのも忘れてしまいます。
午後は、同じ津軽石地区の藤畑仮設住宅に場所を移し、こちらでは焼きそばのお振舞いをしました。
荷竹仮設住宅の皆さんと同様、藤畑仮設住宅にお住まいの皆さんもとても協力的で、何人かの方々が一緒に個別訪問に同行してくださいました。
横浜YMCA保育園の園児の皆さんが作成した折り紙のペンダントも一緒に渡して、私たちの思いを被災地に伝えています。 藤畑地区では大きな集会場がなく、今回はお振舞いのみでしたので、宅配で受け取られて自宅で召し上がる方、談話室に持ち寄ってみんなで召し上がる方など様々でした。 次回の藤畑の炊き出しでは、公民館をお借りして、地域の皆さんといっしょに炊き出し会を作り上げていきたいと思います。



<今回ご参加いただいたボランティア> 
岩手大学のボランティアの皆さん、地元宮古市より坂本さん、堀田さん、東京より廣川さん、橋尾さん、川崎より黒澤さん、皆さん本当にありがとうございました。

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